●葦付(あしつき)●
雄神川(おかみがわ) 紅(くれない)にほふ 少女(おとめ)らし 葦付(あしつき)取(と)ると 瀬(せ)に立(た)すらし (巻17−4021・大伴家持) |
いまのことばに直すと…
雄神川(おがみがわ)の川面(かわも)に紅(くれない)のいろが映(は)えて匂(にお)うようにうつくしい。
娘(むすめ)たちが葦付(あしつき)をとろうと瀬(せ)に立っているらしい。
「あしつき」は、きれいな川の底の石にくっついている緑色の植物のこととされています。
高岡市中田(たかおかしなかだ)にある「いきもの公園(こうえん)」にいけば、本物(ほんもの)を見ることができます。